2007年05月16日

ASH Wedensday その3

こんばんは。水曜日のたしなみ、ASHひとり語り第3回です。
さてみなさん、アッシュ5枚目にして最高傑作とも噂されるAL
「Twilight Of Innocents」からの1stシングルカット、"You Can't Have It All"
もう買いましたか?
タイトルトラックM1が素晴らしいのは勿論、M2"Ghost"では、なんと
脱退したばかりのシャーロットの姉御がコーラスで参加!!
喧嘩別れじゃないんだ、まだ接点あるんだな。。。と嬉しい反面
だったら戻って来いよ姉御。。。と呟かずにはいられません。良い曲なんだまた。。。


さて、前回はデビュー〜メンバ自ら「冬のアルバム」と振り返る2ndまでを
紹介しましたので、今回は大傑作の3rdのお話から!

まずはちょっと、歴史のお話から。
2nd"Nu-clear Sounds"が出た98年 は、アッシュのようなシンプルな
ギターロックバンドには、決して追い風が吹いていたとは言えない状況でした。
前年97年と言えば、ブリット・ポップの覇者オアシスが「Be Here Now」を
発表したものの傑作「Morning Glory」程の評価を得られず自家中毒に陥り始め、
最も英国的なバンドと言われたブラーも、"Song2"に代表されるような
USオルタナ色が強まり、より実験的な方向へシフト。
そして何より決定的なのが、レディオヘッド「OK Computer」。
ロックなんて枠を簡単に飛び越えたこの怪物アルバムが出て以来、
スタンダードなギターサウンドはすっかり陰が薄い存在に。
(今思うと、そもそもブリット・ポップへの親近感をアピールして若い世代の支持を取り付けたブレアが首相になったその年が、ブリット・ポップ没落の始まりの年だっていうのはなんとも皮肉ですね。)

また、大西洋を渡ってアメリカでも、Kornに代表されるヘヴィ・ロックや
リンプ・ビズキットのようなラップ・メタルが幅をきかせる状態で、
アッシュのようなサウンドは残念ながら、アウトオブデイトな感は否めなかったのでした。
この辺の状況って言うのは、くるりやスーパーカー、ナンバーガールといった新世代
ギターロックがデビューし、高い評判を集めながらも、いわゆるチャートの上位に上ったのはDragonAshだけだった、ていう日本の状況も近いっちゃ近いのかも。

それでもアッシュは腐らなかった!21世紀に届けられた、最高のアルバムがこの
「Free All Angels」


8ビート主体のロックンロールという、シンプルにも程があるフォーマット。
しかしながら一点の曇りも迷いも無く、自信たっぷりに響くバンド・サウンドは、
まるでデビューアルバムのように爽快感と疾走感満点。
M1"Walking Barefoot"の、さぁシンガロングしようぜ!と言わんばかりのイントロから
アッシュ節全開。とにかく歌えて、ちょっぴり泣けて、そして燃える美メロ。
二曲目にして早くもクライマックスのような胸キュンバラッド"Shining Light"、
そしてアジカンのナノムゲンコンピにも収録されたM3"Burn Baby Burn"と、
冒頭3曲だけでもう、アッシュの魅力がこれでもか!とばかりに詰まってます。
ホント、ギターロックレコードの金字塔と言っても過言ではないです。

■Walking Barefoot (イントロ大合唱。野太い!!)

■Burn Baby Burn



そして翌年02年には、初のベスト盤"Intergalactic sonic 7"をリリース。
シングル全部のせのA面と、アルバム曲&シングルカップリングを集めたB面の2枚組、
しかも日本盤は更にボートラ追加でトータル40曲超!のお買い得盤。
入門編にしてはボリュームありすぎる感じですが、捨て曲無しです。
隠れた名曲"Envy"はこのアルバムが一番入手しやすいかも。
何より、プロモのシャーロットが、ホント可愛い。

■Envy



最後に紹介するのが、シャーロット在籍時最後のアルバムとなった4th"Meltdown"
ティムの腕にも彫られている不死鳥のジャケが象徴するように、
サウンドはもろメタルといっても良いくらい、リフ主体のヘヴィな重心に。
しかしながらティム・ウェラーの作るメロディは3rd以上にメロウに。
シャーロットはあまりこのヘヴィ路線は好きじゃなかった、と後に語っていますが
このアルバムのメロディの美しさに一役も二役も買っているのが、
そのシャーロットによるコーラス・ワーク。ティムの泣きヴォーカルと重なると、
これがもうホント美しいんだわ。
DJイベントでかかるとエアバンドがたちまちに結成され、巻き舌をせずにはいられなくなる大名曲"Orpheus"を筆頭に、4人組アッシュのまさに集大成とも言える
ロックンロール・ナンバー11連発。フライング・ブーーーイ!!

■Orpheus



といわけで3回にしてお届けして参りました、ASH Wednesday。
いよいよ来週27日に迫ったSpinASS vol.9でも、当然アッシュをフィーチャーします!
アッシュ以外にも、UKを軸にギターロックの名曲をこれでもかと
ぶっこんで行きたいと思います。お楽しみに!

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